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アニメと焦燥感

アニメを見ると背筋に冷たい汗が流れる。

一種のアニメアレルギーと言っても過言ではないだろう。

私は青春物語とか、セカイ系と呼ばれるアニメを見ることをやめている。

高校生や大学生が出てきて友人たちや恋人(たち)と協力して巨大悪を叩く、部活動を通じて仲間と仲を深め合う、恋仲になる、こういうストーリーに耐性ができていない。

『四畳半神話体系』や『ピンポン』は観られるけれども、『氷菓』や『クロスゲーム』は見るに忍びない。

後者2つは観ていて「こういう青春が過ごせなくて良かったのだろうか、ひょっとしたらこういう体験が世の中に本当にあって、それを過ごせたら私はもっと良い人生を歩めていたのではないか」という悔いや虚無感が先行してストーリーがあまり頭に入ってこないのだ。

前者は童貞臭さ、自分にも降りかかってきそうな運命を感じられるためにアレルギー反応はでない。

感情を抜きにして鑑賞したいのは山々だが、私自身のドロップアウトがアニメに付きまとって離れてくれない。

 

歳をとればアレルギーも緩和されるだろうか。

趣味をアニメ鑑賞にするにはそれが最後の希望だ。

しかしお爺さんになってから『氷菓』みたいな物語に興味を持てるかどうかはわからない。どうしようか。