2015-01-01から1年間の記事一覧

ロシアへ持っていったもの

ロシアへ行く際、バックパックへ詰めていったものを旅先の具体的な出来事や利点欠点と絡めながら書いていこうと思います。 バックパック これがなければ始まりません。今回はマックパックの「ゲッコ」を使いました。キャリーバッグでも良いかもしれませんが…

ロシアでの17日間への準備

8月27日から9月13日までの間、ロシアへ旅行に出ていました。 東京→ウラジオストク→モスクワ→サンクトペテルブルク→東京 という経路でした。 ウラジオストクからモスクワまではシベリア鉄道で移動しています。 ここではそのために準備したことを綴っていこう…

ロシア査証

ロシア連邦大使館は、不動産登記簿上の所有者は「ソヴィエト社会主義共和国聯邦」になっているのだそうである。旅行を計画し、それを実行するためにO君とともに日比谷線の神谷町駅を抜け出した。実行第一歩目は予報外れの雨に見舞われたのであった。雨に濡れ…

道東記 大要

「北海道」というと、広大な大地、牧場、豊富な乳製品や菓子類が頭に浮かぶ。そして道産子たちは苦笑いしながら「東京に見せる顔」だと言う。『北の国から』で我々にこびり付いたイメージを彼らに話すときも同じような反応だ。実際、人が住んでいる場所は「…

道東記 前記と計画

「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也」と書いたのは芭蕉翁であった。我々が計画を立てるという行為をする時、現在の時間軸を離れ、来るであろう過客をこちらから迎えにゆく。未来は机上にありさえすれば、全てが私の思い通りになるのである。 2014…

『ベイマックス』

成人式のあとのパーティに出るための衣装を買うためにイオンへ行ったついでに、「政治的正しさ」(個人的に悪魔の証明だと思っている)云々で騒がれていた『ベイマックス』を観ることにした。 娯楽が一箇所に固まっているのはショッピングモールの利点だ。 …

祖母宅

年明けに風邪をこじらせたため、私は祖母に新年の挨拶をすることができなかった。 なぜか両親や妹も挨拶に行かなかった。 我が家の評判がガタ落ちする前に祖母を訪ねた。 アポはもちろんとっていない(親戚は全員こんな感じで互いの家を訪ねる)。 祖父に線…

ウィンブレ

新しいウィンドブレーカーを買った。 今使っているものは中学校で野球部へ入ったのと同時に買ったものだ。 破れた場所を縫いに縫い、だましだまし着てきたがとうとう風を通すようになってしまった。 もはや意味がないから、福袋でも売れなかったおこぼれを安…

『八甲田山』

この映画を初めて見たのは休学前のことだった。 170分と長い映画だから、講義の合間を縫って見ていた。 本を読むときもそうなのだけれども、間に長い時間を挟んで見るのと一気に見てしまうのとでは、受ける印象が随分と違う。 見る場所も同じように、落ち着…